マダラカバエ
双翅目 カバエ科 約7mm
自宅周辺でも時々見かける昆虫で、当初は「アミカの一種」としていましたが、よく似た他種を調べていたところ間違いに気付きました。
「カバエ科」というのも馴染みがない分類ですが、蚊なのか蝿なのか紛らわしい限り(^^;ですね。普通はこのようにネストした種名の場合は、後ろに付くほうが主になるものですが、そもそも分類的には「長角亜目」なので、「ハエ」ではありません。外見もあまりハエっぽくはないので、少々理解に苦しむ命名ですね。
写真では、蚊のような「刺すタイプ」の口器に見えたのですが、実際にはガガンボのようなアゴヒゲをそろえて前に突き出しているだけのようです。
写真の個体はどれも複眼が離れているためメスのようです。