コムライシアブ

双翅目 ムシヒキアブ科  約15mm

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こちらは腹端の形からメスのようです。

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口吻は真っ直ぐで尖っていません。

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こちらは腹端の形状からオスのようです。

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交尾中のペア。手前がオス。

------------------ 2024.1.7 記載追加・写真追加 ---------------

夏の山地では、場所によってはかなり普通に見られるムシヒキアブの一つです。
体形はイシアブ類としてはやや細長く、見ようによっては「ミズアブの仲間」のようにも見えます。
他のムシヒキアブに比べ、翅をV字型に開いている状態で静止していることが多く、体形とも相まってムシヒキアブのように見えません。
また、雌雄の大きさにあまり差が無い印象です。

動作は敏捷ですが、どちらかと言うとフレンドリーな性格で、撮影しやすい相手です。
とまり方も、葉の上に水平にとまるタイプですので、山道を歩いていても見つけ易く、飛び立ってもすぐに近くにとまる傾向が強いように感じます。

2007年8月に段戸裏谷の森を歩いた際には、非常に多くの個体と出会いました。