キイロシギアブ

双翅目 シギアブ科  約8mm

キイロシギアブ

キイロシギアブ

キイロシギアブ

シギアブの仲間は紡錘形の胴体と長い翅、長い肢をもっているのがほぼ共通した特長です。

キイロシギアブは明るい黄褐色の体と、翅の中央より先端よりに暗色の帯があるのが特徴です。

これまで見たシギアブの仲間は、全て葉の表面にお行儀よくとまっている姿ばかりでしたが、このキイロシギアブ(写真は複眼が小さいのでメスのようです)の場合、植物の葉の裏や表でせわしなく動き回ったり、表面を舐めるような仕草をしているところを見つけました。
(お食事なのか繁殖行動の一環なのかは不明です)
体形的によく似たアシナガバエの仲間も同じような行動をとっているのを見ますね。

    ---------------------2007.06 追記--------------------------

やけに色が濃くて、「ヤマトシギアブ」かと思っていたのが「キイロシギアブ」のオスでした。
2007年は、けっこう頻繁にキイロシギアブを見ることがあったのですが、この種の場合はどちらかというと逃げ足が早くて、すぐに葉の裏側に回り込んで隠れてしまうことが多いように感じました。

キイロシギアブ(オス)

キイロシギアブ(オス)