キゴシハナアブ
双翅目 ハナアブ科 約10mm
顔中が目玉?のオス
メスは額が広くて複眼が接していない
それにしても変な顔。眼の位置が判らないようにする擬態の一種でしょうか?
ホシメハナアブと同様、明るい色の複眼にまだら模様が散っていて、「その目でほんとに見えてるの?」っていう感じの顔付きです。 体のサイズは他のポピュラーなハナアブに比べて小さめですが、翅音は非常に大きくて他のハナアブを追いやってしまうくらいの勢いがあります。
全体に丸みのある体付きで、腹部の付け根が黄色っぽいことから「黄腰花虻」と名付けられています。
他のハナアブ同様にオスの複眼は大きく、ますます「顔中全部が目」という感じです。
この種もオオハナアブ同様どちらかというと秋になると数が多くなりますが、何故かオスの個体数が比率的に極端に少なく感じます。