イッシキイシアブ

双翅目 ムシヒキアブ科  約17mm

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中型でスマートな体形をしています。

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全体に金毛が多いオス。

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メスは肢など一部を除いて金毛は生えていない。

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ハムシダマシを捕食するメス。

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------------------ 2024.1.7 記載追加・写真追加 ---------------

夏に山地で見られる中型のイシアブの仲間です。
オスの体は全体に金毛が生え、腹節の境界では側面に向かって回り込んでいるため、腹部が虎縞に見えます。
メスは金毛がなく、腹部もほとんど毛がありません。
オス・メス共に翅は先端に行くにしたがって暗色になります。

サイズや体形は「コムライシアブ」と似ているため、初めは個体差なのかな?と思っていましたが、オスの腹端の生殖器の形状は異なります。
逆に、メスの場合は「コムライシアブ」や「カタナクチイシアブ」とよく似ていて区別がなかなかつきません。
日本産のイシアブの仲間は全体的によく似たものが多いことや、和名の付いていないものも多いため同定には自信がありません…。