ヒメキンイシアブ
双翅目 ムシヒキアブ科 約13mm
トビイロケアリの女王を捕食
ムシヒキアブとしてはかなり小型で、見つけたときには違う仲間かと思いました。イシアブの仲間は、がっしりした肢と毛深い体をもったものが多いのですが、この種の場合は「ヒメ」と名が付くだけに小型でやや繊細な印象があり、体もそれほど毛深くない印象があります。
また、この仲間は触角が長くて、複眼の間のステップが深いため、顔を正面から見ると「ハート形」に見えます。
写真はトビイロケアリの女王を捕食している個体ですが、見たのは今のところこれ一回きりで、体形などからみるとメスのようです。