ガガンボの一種

双翅目 ガガンボ科  約7mm

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明るい橙色で非常に目立つ色合いです。

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近付くとすぐに飛び立ってしまいます。

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雌雄の体格差は少ない印象。

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愛知・長野県境の茶臼山で初夏に見られる色鮮やかなガガンボの一種です。

現地では生息数も多くてよく見かけるのですが、これだけ鮮やかな色合いにもかかわらず種は同定できていません。

ガガンボは一部を除けば、いかにも繊細で虚弱な雰囲気の昆虫なためか、本種の場合は警戒心が強くて、特に気にしていなくても足元から飛び立ったりして思いのほか撮影に苦労するケースも多いのですが、別種の場合は近付いてもほとんど動かなかったりするものもあります。
これは、本種のように目立つものは臆病で、擬態的なものや、隠蔽的な色合いものは逆に動きが少ない傾向であるように感じます。