アシナガムシヒキ

双翅目 ムシヒキアブ科  約15mm

asinagamusihiki_5470.jpg - 142,249Bytes
小型のヒメバチを捕食中。

asinagamusihiki_5481.jpg - 103,601Bytes

asinagamusihiki_DSC02963.jpg - 100,189Bytes

asinagamusihiki_PICT1199.jpg - 105,396Bytes
やや中途半端な感もありますが、やはり前肢を上げている。

asinagamusihiki_DSC08738.jpg - 94,149Bytes

asinagamusihiki_DSC08778.jpg - 91,302Bytes
頭部は前後の厚みはないが、正面から見るとかなり丸顔に見える。

------------------------ 2023.11 画像と記載を追加しました ------------------------

細身の体付きに、名前通りの非常に長い肢をもったムシヒキアブです。

華奢な感じですが肢を含めたサイズは大きめで、やや明るい茶褐色の体色も含めて意外に目立ちます。
前肢を大きく持ち上げている姿勢をとっていることが多く、その姿はハチに擬態していると思われますが、なんとなく「太めのガガンボ」のような印象でもあります。

平地で見かけたことはなく、産地でも個体数自体もあまり多くないと思われ、本種の幼虫が生育するのにはある程度自然度の高い環境が必要(多くのムシヒキアブの幼虫がコケや樹皮下などで他の昆虫を捕食するため)なのかもしれません。
写真は、愛知県と長野県の県境の茶臼山の山頂付近で見たものです。