アメリカミズアブ
双翅目 ミズアブ科 約15mm
こちらはメス?腹部は黒く、産卵管がある
名前の通り、アメリカ大陸からの帰化種で、今では全国的に普通に見られるようです。いわゆる「便所バチ」と呼ばれるたぐいの姿ですが、子供の頃に普通だった「便所バチ」はこのように長い触角を持っていなかったので、「コウカアブ」だったようです。最近では汲み取り式のトイレはほとんどありませんから、「コウカアブ」よりもごみ溜めなどで発生する「アメリカミズアブ」のほうが一般的になってきているのでしょうか。
全身がほぼ黒ずくめですが、肢が白く、腹部も部分的に白い筋があり、いわゆる「便所バチ」たちの中ではまあまあ清潔感(?)があるほうではないでしょうか。長い触角を振り振り動かす様子も愛嬌がある??
複眼が斑模様に光って見えるのはフラッシュ撮影のせいではなく、太陽光線下でもこのように見えます。