ツヤアリバチ

膜翅目(ハチ目) コツチバチ科  体長5mm前後

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胸部は前胸・中胸・後胸がそれぞれくびれた独特の体形

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腹部に毒針(産卵管)が見える

メスには翅がなく、地上を歩いている姿はまるでアリのようです。
実際には胸部が途中でくびれていたり、触角が蟻とは違うため、よく見れば「翅のないハチ」であることに気付きます。

ツヤアリバチはハンミョウの仲間の幼虫に寄生するとのことですが、やはり見付けた場所もそれぞれニワハンミョウの生息地とエリザハンミョウの生息地でした。

6月頃に活動しているようですが、ニワハンミョウなどもその頃に幼虫の巣穴と成虫が同時に見られます。

動きは結構速く、殆ど立ち止まってくれないために撮影が難しく、綺麗に撮れた写真がありません(^^;