クチキヒメバチの一種(キスジクチキヒメバチ?)

膜翅目(ハチ目) ヒメバチ科  体長22mm前後

onagabachi_f_00243.jpg - 94,084Bytes
腹部はスリムですが他のオナガバチに匹敵するくらいの大きさです。

onagabachi_f_00167.jpg - 87,895Bytes
木の中に産卵管だけを挿入中。

onagabachi_f_00209.jpg - 91,571Bytes
上の個体を横から撮影。鞘は左右に分かれず、後ろに向かってたわんでゆきます。

onagabachi_f_00235.jpg - 95,862Bytes
こちらは穴の中に産卵管鞘ごと挿入中。

onagabachi_f_00277.jpg - 98,295Bytes
穴の曲がりに合わせて?体の角度を変えつつ深く差し込んでゆきます。

onagabachi_f_00328.jpg - 98,884Bytes
前に見えるのは取り残された産卵管です。

onagabachi_f_00381.JPG - 111,062Bytes
大挙して産卵中のツマグロオナガバチと本種

ヒメバチ科のなかでオナガバチ亜科は大型で長い産卵管を持っているのが特徴のグループです。

本種は「ツマグロオナガバチ」と思われるハチと同時に産卵木に見られたものですが、種名が同定できていません。
当初は「シロフオナガバチ」に似ているなと思って調べましたが、実際にはかなり異なることがわかりました。
Infomation station of Parasitoid wasps」を参考にしてもオナガバチ亜科のなかには該当しそうなものはなく、以前撮影した画像にあった「シロスジクチキヒメバチ」にもよく似ていることから、クチキヒメバチ亜科の中から探したところ「キスジクチキヒメバチ(Xorides vulgaris)」が最も近そうに見えます。

産卵中の姿を見ると、産卵管鞘は左右に分かれないで後ろに向かってたるんでいきます。(構造は左右に分かれている)
産卵中も翅を広げることはなく、腹部後半の構造も若干違うように見えますので、やはりオナガバチの仲間ではないようです。

体長は「シロスジクチキヒメバチ」に比べると大きく、体長よりも長い産卵管のため、同時に見られた「ツマグロオナガバチ」と同等の大きさに見えました。(腹部はずっとスリムですが)