クロヤマアリ
膜翅目(ハチ目) アリ科 体長5mm前後
結婚飛行に現れたクロオオアリの女王を捕らえたクロヤマアリの集団。
個体数も多く、最も普通に見られるアリのひとつです。
畑や庭などの開けた地面にクレーター状に粒状の土を積み上げた盛り上がった巣口を設けているのをよく見かけます。近縁種も多いですが、本種の場合は特に腹部に微毛が多くて艶が無いのが特徴になります。
とはいえ、山地や樹林内には見られませんから、意外にも人間生活に近いところで暮らすため目にする機会が多いだけなのかもしれませんね。