クロオオアリ 

膜翅目(ハチ目) アリ科  体長11mm前後

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クロオオアリの働きアリ。

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頭部が大きい兵隊アリ。

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働きアリ(左)に口移しで餌をもらう兵隊アリ(右)。

ムネアカオオアリと並んで、我が家周辺で見られる中では最大種です。
どちらかと言うと赤土の開墾地や、神社仏閣などの開けた乾燥した場所を好みます。
子供の頃、近くの神社に行くとこのアリがいるのが楽しく思えました。

体は基本的に真黒ですが、働きアリは腹部に細かな毛の生えた帯があり目立ちます。
兵隊アリは頭が大きくていかにも強そうですが、働きアリに口移しで餌をもらう姿が見られます。

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結婚飛行に現れた新女王アリ。

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結婚飛行に現れた雄アリ(食事してる場合か?)

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結婚飛行での交尾を終えた女王アリ。

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巣穴を構える前に後脚で翅を落としてしまいます。(上と同じ個体)

羽アリ(新女王とオス)の翅の色は飴色で、6月頃に巣穴を出て結婚飛行に飛び立ちます。
羽アリはそれほど遠くまでは飛びませんが、飛行のために胸部が発達しています。
無事に交尾を済ませた女王は自分で翅をこそげ落としてしまい、巣作りに移ります。