キンケハラナガツチバチ
膜翅目(ハチ目) ツチバチ科 体長25mm前後
触角が長く、大顎の小さいオス。
触角は短く、大きな大顎を持つメス。
羽化して地中から出たばかりなのか、土まみれのメス。
ツチバチの仲間としては自宅周辺で最も普通に見られます。 夏から秋にかけて多く見られます。 ツチバチの仲間は、地中のコガネムシの幼虫を探し出して捕らえ、麻酔したうえで産卵します。 非常にありふれた種ですが、本種の産卵行動はまだ見たことがありません。
その名の通り、長い腹部と全身に生えた金褐色の体毛が特徴です。
オスの触角は非常に長くて大顎は小さめ、雌は逆に短い触角と大きな大顎を持っています。
(「土の中に巣を作る」、「幼虫は土の中のコガネムシの幼虫を捕食」と勘違いされている方も多いようです)