バイケイソウハバチ

膜翅目(ハチ目) ハバチ科  体長10mm前後

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顔付きがかわいらしく、色合いもおしゃれです。

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やや体が大きいのでメスのようです

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バイケイソウの葉上で交尾するペア。

このハバチの幼虫は、山地の湿った林床に生える「バイケイソウ」を食草にしているそうです。
春にバイケイソウの芽吹いた葉が広がった頃に葉上で多くの個体が見られました。

バイケイソウ自体には毒があるそうで、鹿が食べ残すために山地でバイケイソウが優占して生えている場所も多いようです。
鹿の増加とともに、選択圧によって植生が変わり、一方で激減している種もあれば、一方ではバイケイソウハバチのように増加しているものもいるということですね。