ツマジロエダシャク

鱗翅目 シャクガ科 エダシャク亜科

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前翅が幅狭で、前翅後縁と後翅前縁が重ならないスタイルのエダシャクです。

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やや黄色みの強い個体。

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シャクガは非常に成功している分類群で、形態的にも多岐にわたりますが、エダシャク亜科のものはとまったときの前翅の前縁が水平前後となる、わりと常識的な姿をしているものが多い印象です。
(ただしやはり例外的な変な姿のものもそれなりに多い(^^;)
本種の場合は前翅が幅狭で後翅のとの間にギャップがあるタイプで、何となくツバメガ科フタオガ亜科のガのようにも見えます。
どこが「ツマジロ」なのかちょっと理解に苦しむところですが、前翅先端の明色部を指しているようです。
本種は本州から沖縄にかけて分布するとのことです。