シロスジベニマルハキバガ

鱗翅目 マルハキバガ科 マルハキバガ亜科

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「森のクマノミ」と呼ばれる斑紋のはっきりした美麗なガですね。

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翅端に暗色部があるように見えて、ちょっと微妙。

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下唇髭が上向きに反り上がっているのを「牙」に見立てているようです。

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北海道から九州にかけて広く生息する美麗なマルハキバガの仲間で、「森のクマノミ」とも呼ばれる非常に特徴的で美麗な姿をしています。
マルハキバガ科のガは小型種ばかりで、本種の場合も頭部から翅端まで7〜8mmほどしかありませんが、カメラのファインダーで見る姿には魅了されます。

よく似た近縁種に「フジサワベニマルハキバガ」や「マノベニマルハキバガ」があるとのことですが、翅端に明瞭な褐色班がないのが本種とのことです。
(前翅の前端と後端に暗色部があったりして何となく微妙な気もしていますが、一応本種ということにしておきます…)

実は20年以上前に撮影したことがあって存在は認識していたのですが、当時の機材や技術(^^;の関係で鮮明な画像ではなく、その後はずっと出会えていなかったのでやっと念願がかないました。