オオエグリシャチホコ

鱗翅目 シャチホコガ科 ギンモンシャチホコ亜科

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オスと思われる個体。最初に見た時には「ミノムシ」がとまっているのかと思った(^^)

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メスと思われる個体。

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枯れ枝みたい。

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左手前がオス、右奥がメスだと思われます。

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雌雄のサイズ差はかなり顕著に見える。

シャチホコガの仲間は非常に成功している分類群の一つなため種数が多く、さらには幼虫が奇態な姿をしているものが多いので有名です。
成虫の形態も多岐にわたり、多くが独特の擬態や凸凹の目立つ外見、変わった文様をしているものが多くあります。

本種の場合は朽ちた枯れ枝に擬態していると思われ、壁にとまっている姿は「ミノムシ」の住居のようにも見えます。
「フジ」や「ニセアカシア」などのマメ科植物をホストにしているとのことですが、まだ幼虫の姿は見たことがありません。
写真は屋外の施設の明かりが意図しないライトトラップのようになってしまい、多数の本種が集まっているのに遭遇した時に撮影しました。
彼らの場合は枯れ枝に擬態していてもフェロモンでパートナーを見つけることができるので問題なさそうですが、以外にも意図しないライトトラップで雌雄が出会ってしまうということもあるんでしょうか(^^)