クロセセリ

鱗翅目 セセリチョウ科

kuroseseri_P1143213.jpg - 111,415Bytes
配色は地味ですが、前翅の白斑がよく目立つ。

kuroseseri_P1121194.jpg - 107,855Bytes
翅を閉じて後翅で前翅が隠されるとずいぶん地味…

kuroseseri_P1121196.jpg - 108,269Bytes

kuroseseri_P4096409.JPG - 92,143Bytes

クロセセリは南方系のセセリチョウで、四国、九州以南、国外では東南アジアに広く分布するとのことです。
ネットで調べてみると、近年は本州にも進出して定着しており、関西地方まで分布が広がっているようです。
年多化性で、沖縄本島では1年中普通に見ることができるとのこと。 
一般的なセセリチョウの幼虫がイネ科の植物をホストにするのに対して、本種は単子葉植物の中でもミョウガ・ハナミョウガ・アオノクマタケラン・ゲットウなどのショウガ科植物をホストとするそうです。

一見すると黒い地味なチョウですが、サイズもやや大型なうえに飛んでいるときには白斑が目立ち、思った以上に目を引きます。