キイロスズメ

鱗翅目(チョウ目) スズメガ科

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「キイロ」という名前にしては何となく微妙な色合いです。

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目が大きい(^^)

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交尾中のペア。(下側がオス)

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水色の爽やかなカラーを纏った幼虫。

本州・四国・九州〜南西諸島、海外では朝鮮半島・中国・東南アジア・インド・オーストラリアなどの広い範囲に生息する大型のスズメガの一種です。
ただ、実際には分布は南に偏っているからなのか、ishidaは八重山諸島でしか見たことがありませんでした。
(最初は初見の大型のスズメガだったので、八重山固有種かと思ったら違いました(^^;)

名前には「キイロ」と付きますが、黄褐色というか、緑がかっているというか、やや微妙な色合いに見えますが、腹部の両側は濃い黄褐色となっています。
幼虫はヤマノイモ科の植物を食草とし、スズメガ科によくある眼状紋と尖った尾角をもっていますが、色合い的には水色・緑色・茶色といった様々な色彩変異があるようです。

奄美大島以南に生息する「ミドリスズメ」は本種によく似ており、より緑色に寄った体色をしていますが、背中の中央に淡褐色の線が入っています。