イヌビワオオハマキモドキ
鱗翅目 ハマキモドキガ科
羽化して間もない新鮮個体は特に緑色が目立つ。
ハマキモドキガの仲間としてはスリム(ハマキガにより近い形態)で大型。
これは人間の錯覚ですが、つい目線が合っているように見える?
沖縄以南に生息する昼行性の「ハマキモドキガ科」の美麗種です。 ハマキガ科の仲間は全体に小型で細長いシルエットの物が普通ですが、ハマキモドキガ科は形態はどちらかというと幅広(末広がり)な翅の形状をしているイメージです。 沖縄本島であれば冬以外はいつでも見られる…と思っていたのですが、実際には真夏はあまり見られないようです。 幼虫の食草は名前の通りイチジクの仲間の「イヌビワ」だと思っていましたが、現地でのホストは「オオバイヌビワ」という近縁種で、どちらかといえば山地より平地に多いようです。 |