ヤマトフタツメカワゲラ
カワゲラ目 カワゲラ科 20mm前後
はっきりとした体色で目立ちます。
やはりかなり扁平な体形。
交尾中のペア。
カワゲラの仲間の幼虫は水中の石の下などに棲み、大型のものは主に他の水生昆虫などの動物質、小型のものは雑多な有機物を食べるようです。
写真の個体は里山の川沿いの藪で見つけたもので、かなり活発に飛び回って撮影に苦労しました。かなり扁平な体付きですが、明るい褐色の体色に黒いアクセントをちりばめているようで見栄えが良く感じます。
フタツメカワゲラとは、額にある単眼が通常は3個のものが多い中でこの属は2個しかないことから「二つ目」と呼ぶそうです。フタツメカワゲラの仲間も実際には何種類かあり、同定は困難ですが便宜上代表種のヤマトフタツメカワゲラとしました。