ヤエヤマオオツユムシ

直翅(バッタ)目 ツユムシ科  体長23mm前後

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やや大型で独特の黒点を散らしたように見える前翅が特徴的。

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ツユムシがよくやるこのポーズを取ると、とても隠蔽的に見える。

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ちょっと見辛いが、触角には周期的な白色部がある。

石垣島・西表島に生息するやや大型のツユムシで、前翅に黒点を散らしたような斑紋があるのが特徴的で、触角の前半1/4を除いた範囲に「ホソクビツユムシ」のような周期的な白色部があります。
本種の場合も他のツユムシの仲間と同様に植物上で体を前後に伸ばす隠蔽的な姿勢をとるとなかなか目立ちません。

2025年6月の西表島遠征の際に林縁の灌木上で初めて出会いましたが、西表島は草原のような環境が少なく、ツユムシの仲間を見掛けることが非常に少ない気がします。