ウスヒラタゴキブリ

ゴキブリ目 チャバネゴキブリ科  体長12mm前後

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前翅だけでなく、前胸背板まで透明な姿にびっくり。触角も体長を越える。

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一見すると体の輪郭を判り辛くする効果がある?

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ishidaの地元愛知県の森で出会った個体。

本種は2022年の八重山遠征の際に夜の森で出会いましたが、全体的に透明感のある体色が特徴的なやや小型のゴキブリで、北海道を除く日本全国に生息しています。

最初は同属で関西以西に生息する「ミナミヒラタゴキブリ」ではないかと思ったのですが、よくよく調べてみると特徴が異なり、過去に地元の森で撮影した画像も見付かりました。
新進のゴキブリスト(自称)の柳沢静磨さんの著書「ゴキブリハンドブック」によると、前胸背板後部中央に1対の黒点模様があるのが本種で、無いのが「ミナミヒラタゴキブリ」ということだそうです。

それにしても、前翅や前胸背板のスケルトン感がすごいですね。