ショウリョウバッタ
直翅(バッタ)目 バッタ科 体長80mm前後
平地の草地などで見られる大型のバッタです。 このバッタもishidaは子供の頃からおなじみで、よく捕まえて遊びました。 後肢をそろえて持つと、跳ねて逃げようとしても気持ちとは相反して体が前後にヒョコヒョコ揺れるだけとなってしまい、その仕草から自分たちは「コメツキバッタ」とか「ヘコヘコバッタ」と呼んでいました。 また、オスはメスに比べてずっと小型で、飛ぶときに「チキチキチキ」という音を立てます。 その音から「チキチキバッタ」とも呼んでいました。(一般的には音を逆にした「キチキチバッタ」と呼ぶみたいですが…(^^;)
顔付きは何となく変な顔といいつつ、人の顔を連想する(虫にしては顔が縦長なせい?)部分もあるためか、昔の人も「精霊」バッタと呼んだのでしょうか?または成虫の出現時期がお盆頃のせいかしら?
捕まえるのは簡単ですが、中途半端に肢だけ持つと根元から切れやすい(自切の一種?)ので注意が必要です。
一般的には緑色のものが普通ですが、部分的に褐色のものや全身褐色のものもいます。 |