セスジツユムシ 

直翅(バッタ)目 キリギリス科  35mm前後(翅端まで) 

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茶色系の体色のオス

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葉に擬態する(?)メス。

草地や藪などに棲み、全体に細身で小型なため、あまり目立たないキリギリスの仲間です。

身の危険を感じると、お尻を持ち上げた独特の姿勢でじっとします。「これで隠れてるつもりかな?」という気もしますが、意外に回りの環境にまぎれやすいようですね。

普通の「ツユムシ」という種類もあり、どちらもよく似ていますが、ツユムシは後翅が前翅よりかなり長く、背中には明瞭な線がありません。
逆に、「セスジツユムシ」は、オスの背中にはっきりとした茶色い部分があり、メスは白い明瞭な線があります。
とはいえ、屋外ではなかなか見分けにくいのが実情ですね。
ただ、自分の見たことのある範囲では、全体が茶褐色になる「褐色型」が出現するのは本種のオスだけのようです。

また、ツユムシは平地に多く、セスジツユムシはどちらかというと林や山地に多く分布するように思います。