サツマゴキブリ 
ゴキブリ目 マダラゴキブリ科  体長30m前後

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初めは警戒して頭も触角も仕舞った状態でしたが、警戒を解いたらちょこっとだけ頭が見えました。

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意外にも、夜の森では思った以上の密度で見付かりました。(左) 朽木の中に何匹も見えた。(右)

ゴキブリというと、一般にはあまりイメージのよくない昆虫ですが、人間に直接関わることなく暮らしている種がほとんどです。

 

この「サツマゴキブリ」は主に九州南部から南西諸島にかけて分布する森林性のゴキブリです。

前胸背板の前縁が金色で、腹部の側面が鮮やかな赤色と、かなり派手な色合いです。体形的には一般的なゴキブリと大差ないイメージですが翅は退化しているため、成虫になってもまるで幼虫のような翅芽しかありません。

朽木や石の下などに集団で暮らすとのことで、イメージは「オオゴキブリ」に近い生活史でしょうか?

また、一般的なゴキブリは「卵鞘」というガマグチのようなケースに卵を産んでお尻に付けて持ち歩きますが、本種は卵が孵化するまで腹端にあるポケットのような器官に入れて保管するとのことです。

個人的には以前からずっと出会ってみたかったものの一つでした。
2009年に人生初の九州・屋久島上陸を果たした際にも出会える期待をしていたのですが、残念ながら「死体」にしか会えませんでした(^^; 

タクシーの運転手さんによると「植木鉢なんかの下からよく出てくるよ」とのことで、実際に植木鉢をどけてみてくれたんですが、その時には見付かりませんでした。

2018年の沖縄遠征の際、夜間に森の中で初対面できました。

昼間はもちろん見られなかったのですが、夜になって再び同じ森に入ったら、意外にもあっさり見付かって大喜び(^^)
さらには、朽木の中に何匹も潜んでいたりする(集団生活者なので)のも見られて、思った以上に生息密度が高くて驚きでした。