オオゴキブリ 

ゴキブリ目 オオゴキブリ科  体長45mm前後

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ゴキブリというと、一般にはあまりイメージのよくない昆虫ですが、人間に直接関わることなく暮らしている種がほとんどです。

 

この種はあっと驚く(?)ジャンボサイズのゴキブリです。
暖地性で、主に照葉樹林帯に生息するそうです。

普段は朽木の中にファミリーで暮らし、あまり外に出ることはないようです。

 

開拓精神旺盛な個体が、新たな住処(それとも伴侶?)を探しているところにたまたま出会うことがあります。

(自分はわざわざ朽木を崩してまで虫探しをしないので、このような朽木内に棲む生き物に出会うことは幸運が重ならないと難しいですね。)

びっくりするほど大きくて重量感がありますが、何となく不器用で可愛らしい印象でもあります。

2度目に出会ったときは、助手(当時中1の次女)と一緒でしたが、「でっかいけど、なんだかユーモラスで可愛い」との感想でした。

 

写真はどれもオスで、翅はありますが腹端まで達せず、飛ぶことは出来ません。(メスは翅も退化している)
集団で暮らしているうちにお互いの翅をかじってしまうため、大半の個体は翅が欠けているとのことです。