ナナフシモドキ

直翅(バッタ)目 ナナフシ科  100mm前後 

nanafusimodoki_09225.jpg - 183,914Bytes
木の幹と一体化している(つもりの?)成虫。

nanafusimodoki_09880.jpg - 118,012Bytes
ハギの葉を食べていた成虫。食痕は特徴的。

nanafusimodoki_09231.jpg - 124,325Bytes
複眼の間には角があります。それにしても、前肢・触角・頭部が一体化する巧みな造形。

nanafusimodoki_5653.jpg - 125,674Bytes
葉脈に化ける?若齢幼虫。

nanafusimodoki_5584.jpg - 94,975Bytes
孵化したての幼虫の集団。

木の枝に擬態するといえば、シャクガの幼虫(シャクトリムシ)とナナフシが代表選手ですが、どちらかというと自然環境の豊かな地域でしか見られない印象です。

よく似た「エダナナフシ」に比べると触角が非常に短いのが特徴です。

五月の初旬ごろに孵化したての幼虫の集団を見かけますが、すぐに分散して目立たなくなってしまいます。

また、いつも木の枝に擬態して動かないようなイメージを持っていましたが、実際に見ると、お食事中などには意外に移動したり、危険を感じると茂みに隠れたりと活動的な一面もあるようです。