カヤキリ
直翅(バッタ)目 キリギリス科 体長60mm前後
幅広で剣状の産卵管を持つメス
ややスリムなオス。
ススキの葉に隠れる幼虫
主として茨城県以南の太平洋岸に分布し、どちらかというとやや山地寄りで多く見られる細長い体形のキリギリスの仲間です。
体色は緑色のものと褐色、ピンクがかった茶色のものがいるようです。キリギリスの仲間としてはかなり大型で、特にメスは太くて長い体付きをしていて、見た感じは「ヤングコーン」のようです。頭部と前胸部は縁取りのように白っぽい縦線が入っています。
その名の通り、カヤやススキの葉に縦向きにとまって身を隠していることが多いように見受けます。