イシガキモリバッタ 
直翅(バッタ)目 バッタ科  体長40mm前後

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黄色っぽい鮮やかなストライプがはっきりしたオス。触覚も長い。

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褐色がかったメス。

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やや黄色みの強いメス。

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若齢の幼虫。

モリバッタは奄美大島から八重山諸島にかけて分布する名前の通り森林性のバッタで、生息地によって5亜種(最近はまとめて3亜種の説もあり)に分かれています。

本種は、石垣島に分布する亜種ということで「イシガキモリバッタ」と名付けられています。
沖縄本島に生息する「オキナワモリバッタ」は成虫になっても翅が短くて腹部の半分強くらいまでしかありませんが、本種の場合は全体としては長めで、腹部末端3節くらい〜末端が隠れるくらいの長さのものまでいるようです。

2019年の石垣島遠征の際は、現地ではわりと普通にみられましたが、意外にも成虫をしっかり撮影できていませんでした。
けっこうどこにでもいるなと思って、成熟した色鮮やかな個体を狙えばいいなと軽く扱っていたのが敗因でしたね…(^^;

現地では年中みられるとのことで、成虫から若齢の幼虫まで、いろいろな世代の個体を同時に目にしました。