ヤマシロオニグモ
コガネグモ科 体長13mm前後
ヒョウタン型の体型のオス
野山で普通に見られるオニグモのうちの一つです。木の間などのやや大きめの円網を垂直に張り、昼間は巣外の住居にいるのが普通ですが、このクモの場合、昼間は必ず住居に隠れている「オニグモ」とは違って昼間も網の中心にいることも多いように見受けられます。
色彩多型で、よく見られる畳のような模様のもののほかに白い班のあるものや、黒い班のあるものもいて、まるで別の種類のようです。
また、オニグモの仲間のオスの体型はは少し変わっていて、何となく真中で前後に分かれているような?何となくひょうたん型をしています。成体のオスの場合は網を張っていないことが多いように思えましたが、メスを求めて移動することが多いためでしょうか。