ヤマジハエトリ 

ハエトリグモ科 体長5mm前後

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オスの頭部はつるんと丸くてお坊さんのような印象。

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メスは全く似ていなくて、コゲチャハエトリの一種のような印象。

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名前の通り、財賀の観音山(愛知県豊川市)の日当たりのよい登山道で最初に出会いました。

その際には2匹の雄が互いに牽制しながら、1匹の雌に求愛を繰り返していました。

地上性のハエトリグモが、よく石の上や小枝の上などの高い場所に上っているのは獲物だけでなく、雌を探すためでもあるんですね。

オスの頭胸部は全体につるんとした「お坊さん」のような印象で、触肢の前面の白が目立ちます。

メスの姿は後脚も長くて何となくコゲチャハエトリの仲間にそっくりで、現地ではずっとコゲチャハエトリの一種だと思っていました。

東三河では、低山地の乾燥した地表で活動しているのをよく見かけます。