ウズグモ 

ウズグモ科  体長6mm前後

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ナルト模様が目立つためクモの姿が見えない
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春から夏にかけて草叢などに白い渦巻き模様があったら、多分このクモの巣です。
水平円網の中心に渦巻き型の隠れ帯をつけ、クモはその裏側に隠れています。
他人事ながら、こんなに目立つ隠れ帯で良いんでしょうか?と心配になってしまいますが、クモ本人は目立つナルトの裏側に居るため意外に目に付きにくくなっています。レースのカーテン越しの深窓の令嬢といったところでしょうか…(^^;

ウズグモの仲間やガケジグモの仲間は、他のクモ類とは違って「篩板(しばん)類」と呼ばれる仲間に属しており、一般のクモの「糸いぼ」とは異なる「篩板」と呼ばれる特殊な出糸器官を持っています。

網の粘着糸も一般的な「粘球」を持っておらず、2本の主糸に篩板から出される「梳糸(そし)」と呼ばれる細い糸が絡みついた構造をしているそうです。