ウヅキコモリグモ

コモリグモ科 9mm程度

udukikomorigumo_m_4602.jpg - 168,984Bytes
全体に黒っぽいオス(上、下とも)

udukikomorigumo_m_0211.jpg - 163,614Bytes
写真のオスは左第二脚が再生脚のため少し短くてつるんとしている

udukikomorigumo_06929.jpg - 148,968Bytes

udukikomorigumo_4185.jpg - 128,757Bytes
卵嚢をお腹に付けたメス

udukikomorigumo_0082.jpg - 145,067Bytes

udukikomorigumo_2223.jpg - 129,470Bytes
子グモを背負ったメス

最も普通に見られるコモリグモの仲間です。
我が家の周辺の畑などでも非常に高密度で見られます。ただし、よく似た仲間が非常に多くありますので、他の種類が混じっていてもよく判りません…(^^;。

「子守り」グモの名の通り、この仲間はメスが卵嚢を持ち歩くだけでなく、孵化した子グモを背負って運びます。
ほとんどのクモは孵化後1回目の脱皮までの間、「団居(まどい)」と呼ばれる時期があり、子グモが卵嚢の中(または周囲)に留まっています。
この仲間のクモの場合は「母親の背中」が団居の場所になっているということですね。
この習性のおかげで子グモの生存率が高いのが繁栄の秘訣でしょうか?

ちなみに、お尻に卵嚢を付けたままどうやっておトイレを済ませるのか?
それは秘密です…と言いながら写真で暴露してます(^^;

udukikomorigumo_4321.jpg - 147,084Bytes
メスは卵嚢をつけた状態でどのようにおトイレをするんでしょうか?

udukikomorigumo_4324.jpg - 132,281Bytes
実はちゃんと卵嚢を前側によけてから排泄します。