シロオビトリノフンダマシ

コガネグモ科  体長8mm前後

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ススキの葉に隠れている。

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自宅で見付けた個体は全体に暗い配色。

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トリノフンダマシの仲間は、名前の通り「鳥の糞」に擬態しているといわれるクモです。
昼間は写真のような姿勢で葉の裏に静止し、夕方から網を張って夜行性のガなどを捕食するといわれています。

本種との最初の出会いは里山沿いの谷津田周辺で、悪天候をおして観察に出掛けた際にススキの葉裏で発見!苦労した甲斐がありました。
畔から少し離れたススキにシルエットを見付けた時は「このあたりでよく見かけるオオトリノフンダマシかな?」と思って藪の中に踏み込んでみたところ、全く色合いの違う本種でした。

他種に比べ、色合い的には本種が最も「鳥の糞」に似ている??

シロオビトリノフンダマシはishidaとしては4種目のトリノフンダマシにあたりますが、それ以降の種はほとんどが希少種ですから、この先5種目への道のりは遠いと言わざるを得ませんね。

本種も希少種というほどではありませんが、なかなか出会う機会は少ないのですが、2回目の出会いはなんと自宅の庭でした(^^)。
今思えば、夜の生態を確認するのに絶好の機会だったはずなのに、ヤブカの攻撃を嫌って全く観察しなかったのが悔やまれます…(^^;