キアシハエトリ
ハエトリグモ科 オス5mm程度
名前と違って、オスの場合は肢は黄色くありません。
肢が黄色く見えるのは背景の黄色が透けて見えるためです(^^;。
いかにもアサヒハエトリの仲間らしく、鋏角は長くて湾曲しています。
小型ですが、透明感のある肢やくっきりとした鮮やかな模様など、非常に綺麗なハエトリグモです。
自宅で見付けて、最初は種類が判りませんでしたが、別件でメールをいただいた当時筑波大学在学中でハエトリグモを研究されていたSさんに写真を見ていただいたところ「キアシハエトリのオス」と同定していただきました。 でも、自分が見た個体は名前とは違って肢は黄色くありません。 実は「日本のクモ」(文一総合出版)にもメスの写真だけが掲載されていましたがオスは全く違う色合いで、名前は「メスの肢が黄色い」ために付けられたもののようですが、まだメスは見たことがありません。 (自宅周辺での個体数は少ないのか、一度見ただけです。)
自宅で車をいじっているときに見付け、初めて見るハエトリグモだったため車そっちのけで撮影しました。 |