ジョロウグモ

ジョロウグモ科  体長約30mm

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大型のメス成体。

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産卵が近いのか、腹部がパンパン。

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メス亜成体。

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網の縦糸をそっとはじいてメス(下)の様子をうかがうオス(上)。

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メスが攻撃的な態度を見せなければそっと接近します。この時はオスは危険を感じてフリーズ中。

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脱皮直後のメスに接近し、交接の体勢に入るオス。

本州全域から四国・九州・南西諸島にまで広く生息し、クモといえばまず本種を思い浮かべる人が多いと思われるくらい非常によく見られる普通種です
サイズも大きく、草原や高標高の山地を除けば林間や家の軒下などまで広い範囲に見られ、特に低山地などの山道で本種の網が顔にかかったりして不快な思いをする方も多いのではないかと思います(^^;

特に本種の網は非常に丈夫なうえに粘球の数も多く、まとわり付いたらなかなか取れないことも多くて厄介なイメージです。

 

東海地方では夏の終わりくらいに目立ち始め、晩秋から初冬といえるくらいの時期まで見られ、造網性のクモとしてはかなり遅くまで活動しています。

 

メスは大型で赤・黄・黒の派手でややグロテスクさを感じさせる模様ですが、オスはずっと小さくて対艦部がややオレンジ色がかった体色をしています。
オスは先に成熟し、メスの巣の片隅などに居候しながら暮らしながらメスが最後の脱皮をしたタイミングを狙って交接するようです。