ヘリジロツケオグモ
節足動物門 クモ綱 カニグモ科 体長約7mm
これがスタンダードな待機のポーズ。足場糸や食べかすから、同じ場所に定着しているのが判る。
観察中、ちょうど目の前に飛んできたハエを捕食しました。
捕食されている獲物は大小含めてすべてハエでした。
これは威嚇のポーズ?何だか迫力ある。
暫くしたら降着して普段のポーズ(?)になりました。
見た中で一番小さかった個体。最初はオスかなと思ったが、結局小さなメスでした。
南西諸島に生息するカニグモの仲間ですが、ヘンな姿のクモの代表選手のうちの一つにも挙げられるような姿をしています。 ずいぶん目立つ色合いであり、植物の葉上で第1・2脚を折りたたんでいる姿は「鳥の糞に擬態している」ともいわれていますが、どちらかといえば脚を大きく広げて獲物を待ち構える体勢で静止していることの方が多いように見受けます。 実際に観察中に運良く目撃した捕食シーンでは、ハエがまるで引き寄せられるかのようにクモの前面に飛んできて、あっという間に捕えられてしましました。 |