種不明なハエトリグモ
節足動物門 クモ綱 ハエトリグモ科 体長約7mm
初めてであったこのハエトリグモは第一印象からメチャ可愛い!
大きな前中眼、真っ黒くて巨大な鋏角と白毛、オレンジ色の体色まで、みんなユニーク。
腹部にはあまり目立つ斑紋はありません。
鋏角のモフモフ感がすごい(^^)
上を見上げるときに頭胸部全体をひねる「ハエトリポーズ」ですね。前脚はとても毛深い。
2022年5月の八重山遠征の際に西表島の山中で出会った種不明なハエトリグモです。 新進気鋭のハエトリグモ研究者の須黒辰巳さんの著書「ハエトリグモハンドブック」で、沖縄県産の新種記載されそうなハエトリグモの候補の中にあるものと同じ種のようですので、今のところ「未記載種」ということのようです。 今のところ出会ったのも一度きりなうえにメスの姿もはっきりしませんので、今後の遠征時に出会えるのを楽しみにしたいと思います。
姿形からするとオスの成体だということは判るのですが、一種独特な体型や真っ黒なうえに目立つ白毛を生やした巨大な鋏角なども含めて正体不明です。
体長も約7mmと小さいし腹部背面の斑紋などもはっきりしませんが、体色や前述の鋏角なども含めてユニークで可愛らしくて一目でファンになりました(^^)