ギボシヒメグモ
ヒメグモ科 体長3.5mm前後
卵嚢の近くで保護するメス。
卵嚢を守っていた別のメスですが、まだこれからも産卵可能なのか、腹部がかなり肥大しています。
小型で工芸品のような色合いのクモです。腹部の形が中世の橋の欄干などに付く「擬宝珠」に似ているため「ギボシヒメグモ」と名付けられていますが、図鑑で見るとオスの腹部は丸いようです。
ヒメグモの仲間の多くはメスが卵嚢を保護したり、生まれた子グモを保護したりする習性があります。写真の個体も葉裏につけた卵嚢を保護しています。