チブサトゲグモ
コガネグモ科 7mm程度(メス)
開けた場所に垂直円網を張り、中央に鎮座しています。
体色の変異は大きく、6パターンくらいあるらしい。
「乳房」の意味がよく判るように撮ってみたもの。
南西諸島に分布する小型のコガネグモの仲間です。 沖縄では人家の周辺で見られるごく普通のクモだそうですが、逆に自分のような本土の人間から見れば、いかにも「沖縄に来た」と感じさせます。
森の中の道や人家周辺のやや開けた場所に垂直に円網を張り、クモはその中央に定位しています。
背面には名前の元になった「乳房」状のトゲがあり、表面は角質化して硬いそうです。(ishidaは実際に触ってみてはないけど) 腹部背面の模様は個体差が大きく、地色が黒いものから茶褐色までの塗りわけや星の数などで4〜6程度のタイプに分けられるようです。 |