アズチグモ

カニグモ科 メス7mm オス3mm程度

メスの様々な体色と斑紋
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オスはちゃっかりとメスの腹部背面に乗っかって居候し、メスの成熟を待ちます。

カニグモの仲間はいわゆる「ノミの夫婦」の関係が多く、特にこのクモの場合は雌雄の大きさに差があります。

メスの透明感のある体と独特の顔つきが非常に可愛く見え、メスの眼域はまるで仮面舞踏会のマスクを付けたようですね。
我が家では、このクモのことを「ざーますメガネ」と呼んでいます(^^)
メスの場合は斑紋にも個体差が大きく、それぞれ独特の装いを競っているかのようです。

オスはうって変わって茶色くて、足にはバンドを巻いたような模様があって、何となく「カクレクマノミ」の一種のような色合いです。
オスの場合は体色には個体差は無いようですが、こちらはこちらでなかなか渋い出で立ちですね。
オスは体が小さいことを利用してメスの腹部背面に乗っかって居候し、メスの成熟を待つのが繁殖戦略のようです。

更に周りの環境によって体の色合いを変えるという秘密の技(といっても、上の写真のように白から黄色の範囲で変わるだけですが…)を持っているそうです。
体色を変えるクモというのは他にあまりない特技なのではないでしょうか。

一般的なカニグモの仲間と同様に木の葉などを折り曲げた中に卵嚢を作って産卵し、メスはそれを保護します。

小柄で渋めの体色のオス
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