小型クッカー・バーナー
JETBOIL (ジェットボイル・ポットサポートセット) 


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学生時代から永きにわたって使っていたのはプリムスのホワイトガソリンを使用するバーナーでした。
ポンピングはできず、メタによるプレヒートが必須で、今考えると面倒くさかったです。
(音もうるさかった)
その後、コールマンのピーク1(アンレデッド)を購入しましたが、ほとんど使用しませんでした。
山に行っても、テント泊が主体でしたが、本格的な料理はしないので、お手軽なガスカートリッジタイプを購入。
購入したイワタニプリムスの「2243 AUTO」は着火装置付きですので、お手軽に使用できます。
当時としてはハイカロリーで、簡単な食事や小屋泊まりの昼食などでお湯を沸かすのにも好適でした。
ただし、バーナー部はけっこう嵩張るうえ、ガスボンベタイプ共通の悩みで中途半端に使いかけのボンベが溜まってしょうがないんです。
体力的にもきつい年頃になってきたので、なるべく手軽で熱効率の良いモノということで2007年シーズンオフにクッカー一体型の「ジェットボイル」を購入しました。
とはいえ、サイズ的にはもっと小型軽量の組み合わせもできましたね。
ポイントはジェットボイル自慢の高効率かな…?

 

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パッキングした状態。D=110/H=180mm(左) クッカー下面のフラックスリング(右)

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収容されているコンテンツ。(販売時はボンベは別売り)

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ゴトクが付属。一般のコッヘルなどを乗せる場合の姿。

専用のクッカーは、内部にボンベとバーナー、スタビライザー、ゴトクを収納するようになっています。
ジェットボイル自慢の高効率の源である「フラックスリング」というものがクッカーの下側に付いていますので、ここをカバーするキャップ兼コップが被せてあります。
クッカーの外周はネオプレンの断熱材で覆われ、布製の取っ手も断熱カバーに付いています。
(自分が購入したのは青ですが、他に黒、赤、迷彩色がある)
ただし、クッカーは縦長で深さはあるのですが、実際にはバーナーやボンベを収容するための縦長サイズで、真中辺りにリミットの線が引かれているので公称の容量はあまり大きくありません。
あくまでも一人用がメインのものですね。
(リミット線には「2カップ分」と書いてあり、モンベルのHPでは1リットル(調理容量500ml)とあります)

バーナーの火力は公称で1290kcalですから、2243バーナーのほぼ半分ですが、実際に使用した感覚では、やはりかなり熱効率が良いのか、すぐにお湯が沸く印象です。
ただし、客観的な比較はしていないので、単なる「気分」かもしれません。
対して2243バーナーの場合、バーナー部の径が大きいため、小型のコッヘルでは炎が外に逃げてしまうため、効率よくお湯が沸きません。(コッヘルの径がゴトクより大きくないと非効率的)

ボンベは一般的な他のボンベと互換性があるようで、スタビライザーもジェットボイル標準の90mm径と、イワタニやEPIで一般的な110mm径のもの両方に取り付けできます。(メーカーは保証していませんが、実際にイワタニのボンベでは使用可能でした)
噂では、バーナー部もイワタニ製とのこと。(未確認です)