登山靴
スカルパ シャルモGTX
 

夏山・富士山〜2000m以下の冬山程度まで1足でカバーするつもりで購入したボリエールの「アイスマスター」でしたが、シャンクの破損のためクレームで返品してもらった結果、既に後継モデルがないため上位モデルの「パミール」と差額交換となりました。

しかし、「パミール」は化学繊維と革のコンビとはいえ、シンサレートの保温材も入っている4シーズンモデルのため重量もそれなりに重く、足首のフレックスもほとんど無い重登山靴です。
夏山ではちょっとハードすぎなので、普段の富士山や夏山などでは屋久島トレッキング用に購入したノースフェイスのダウラギリGTXを使用していました。

しかし、このノースフェイス・ダウラギリGTXっていうトレッキングシューズはとにかく造りにしろフィット感にしろイマイチ感が強く感じられます。
このお値段(40%OFFで買ったけど)でこの造りはないでしょ?と感じていたので、縫い目からの布のほつれ(糸ではなく布地の端からほつれてきた)やソールの摩耗が進んできたことから一線からは退いてもらうことにしました。

次の候補は、もう少し上位クラスで残雪期のアイゼン使用まで考慮した「靴専門メーカーのもの」を物色しました。

行きつけの「モンタニア」で候補となる靴を色々と履き比べた結果、踵周りのフィット感はやっぱりスカルパの靴が一番だと思いました。
ishidaの場合はアキレス腱付近の靴擦れが課題でしたが、これなら問題なさそうです。
なんといっても靴専業メーカー、「Made in ITALY」だし(^^)V。

特に、「ミラージュGTX」か「シャルモGTX」かは悩むところでしたが、よりハードな「シャルモ」の方に決定しました。(色目だけでなく、フィット感も微妙にこちらが好みだった。)

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選択の結果がこれ。スカルパ シャルモGTXです。

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つま先のターンインは大きめ。(左) ソールはビブラム ムラツ。爪先にクライミングゾーン。(右)

岩場に対応した爪先が内側にターンインしたソール形状で、爪先部分に「クライミングゾーン」と呼ばれる高剛性なスリックパターンを持つ「ビブラム ムラツ」ソールを採用。
ミッドソールの黄色い部分はクッション性のあるウレタンを使用し、岩場の歩行やセミワンタッチアイゼンの取り付けに対応した固めのシャンクと衝撃吸収性を両立させた構造を持っています。

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外装はシンセティックレザー(合皮)と布です。

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足首への切り替え部には緩み止め付きのフック。

甲部分のシューレースは最近の軽量シューズで一般的なDリングレスですが、足首に切り替わる部分には絞り付きのフックが装備されており、緩み止めになっています。

合わせベロ構造ですが甲部分のフィット感が良いため、下りで靴紐をきつく締めても痛くなりにくいのも嬉しいですね。

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くるぶし・アキレス腱周辺のパットで踵のフィット感高い。(左) セミワンタッチアイゼン用のコバ。(右)

販売元のロストアローのHPによると、スカルパの場合
・マウンテン:冬季のヒマラヤ登山〜冬の低山。ワンタッチ・セミワンタッチアイゼンに対応。
・トレッキング:3シーズンのアルプス縦走など。
・ライトトレック:ハイキングやアプローチシューズなど。
という区分になっているようです。
この「シャルモGTX」は、マウンテン用のなかでも軽量な縦走用という位置付けと思いますが、セミワンタッチアイゼンに対応してます。
もちろん保温材は入っていないので、冬期は2000mクラスの山までが対応範囲と思われます。

良いところは
・踵のフィット感が高く、登りで踵が浮きにくい。
・ベロと甲のフィット感が高いため、下りで足がずれない。
・爪先部分がラバーバンドで覆われ、縫い目が露出していない。
(実際に使ってみると、ラバーバンドの位置が深すぎず浅すぎず、絶妙と思う。)
・2000m級以下なら冬でもOKの防水性とセミワンタッチアイゼン対応。
 (まだ冬期は未体験だけど(^^;)
・爪先の剛性が高く、岩場でも安心。
・このクラスの登山靴としては異例に足首の屈曲性がよく、登りが楽。

イマイチなところは
・爪先側がスリムな造りは、小指の外側にちょっときつい感じがある。
 (これはishida個人の足とのマッチングの上での感想)