マニュアルフォーカス一眼レフ

minolta(小文字のロゴが懐かしい) XD(XD11)

1979年頃、キャンディス・バーゲンがCMしていましたね。
シャッター速度優先、絞り優先の両モードを搭載した初の一眼レフカメラ(だったと思う)。
エアーダンパー内蔵のクイックリターンミラー機構や好感触の巻き上げなど、「おお、気持ちいい道具だな」と思わせる仕上がり。
現在の目で見ても、特に不都合ありませんねぇ。非常にコンパクトで、携帯性もよろしい。
電池もSR44(LR44)2個で、何年も稼動しますよ。
初期ロットのものは肝心のエアーダンパーの不具合があるそうです。高地では不都合が出るとか。
登山に行った際に知人が持ってきたのがドンピシャ。かなり気合を入れて撮ったものが、全てダメだったこともありました。
クレーム交換が非常に多かったとか。
ワインダーは単三電池4本使用、秒2コマぐらい(?)の巻き上げ速度です。

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MDレンズシステム

MDレンズを含むシステム。よくよく考えると、新品同様・もらい物含めて全て中古品だった。
主に風景と鈴鹿サーキット用と考えていたため、フラッシュはあえて購入せず。
実際にはほとんどサーキット専用に?

MDシステム

レンズは左手前から
シフト35mm/f2.8…光軸を上下・左右にずらすことが出来ます。遠近感を調整したり、ピント位置を変えたりできる機能も。
135mm/f3.5…これといって特徴無し。f2.8を買おうと思ったが在庫無しで…
200mm/f2.8…当時珍しかった大口径望遠レンズ。写りも良好で、これはなかなか名レンズと思います。
300mm/f4.5…当時としては結構大口径で、明るさを生かして鈴鹿サーキットで活躍。
×2倍テレコンバータ300S…300Sは300mm以下のレンズに使用可能なテレコン。300L(300mm以上に使用)も持ってます。
                 200mm/F2.8と組み合わせて400mm/F5.6に変身してよく使用しました。
50mm/f1.4…3種類あった50mmのうちで中間の明るさの標準レンズ
28mm/f3.5…3種類あった28mmのうちで、最も暗いレンズ。その代り、凄くコンパクトなのが取り柄?(でも、サイズはf2.8とほとんど一緒)

よくよく見たら、主力がAFシリーズに移ってから知人にもらった100〜200mm/f5.6(!)なんていうのもありました。
口径小さいのに、やけに長いレンズです。使ったことあったかしら?

その他、当時のアングルファインダーもありますが、これは現在も使用しています。