目次
----2003年----
ファーストインプレッションは凡庸に…
ついでにセカンドインプレッション
いんちきドロヨケ
調整式のブレーキレバー
慣らし運転ほぼ完了
○○もどきエンブレム取り外し
----2004年----
初の一泊ツーリング〜川湯温泉
----2005年----
春のツーリングはちょっとロングに〜野沢温泉
草津良いとこ一度はおいで…草津温泉
----2006年----
バツ&テリーって知ってます?
----2007年----
1年ぶりに復活っす!
とにかく、次に欲しいバイクの筆頭はBuell XB9S。
デザイン、車格、他に無い新機軸の車体とも申し分無し。
唯一の心配事は「アメ車」(信頼性とインチネジ、部品供給が心配)ということかな?値段も(^^;
で、以前試乗した中では「W650」という選択肢もむくむくと…
はったりと満足感からいうとやっぱりBuellか?気楽に乗れそう(これって結構大事)という点ではWか?
Wの難点といえば、ずばり車格感の無さとやり過ぎのデザイン…やや趣味性にも乏しい?
とはいえ、HPなどで見ると結構皆さんマニアックに楽しんでおられる様子。
そうでない向きの方も、肩肘張らずに楽しめるバイクでもあるようだし。
DUCATIのように「スピードを出さないとライディングしている楽しみのないバイク」はお財布にも免許点数的にもチョット困るというのが実感。
で、羽田オートの大将と相談(?)の結果、お値段的に折り合ったのもあってW650オーナーになることに決定。
色は2003年新色の赤にしました。
で、2003年の8月30日に晴れて納車と決定。
ファーストインプレッションは凡庸に…
まあ、デザイン的には元々お店に置いてある在庫車を見てるし、最初からそんなに期待は無いかな?
新色の赤は結構明るく見えて、それほど実用車っぽくは見えず一安心というところ。
ビニールシートを剥がし、ミラーの位置を調整してからエンジン始動。
すぐに大人しくアイドリングを始めるところなんか、やっぱり現代のバイクね。
お店でしばらくゴロゴロしてから、おもむろに乗って帰る。
途中、すぐにセルフGSでガソリン満タン。
午後から早速軽く走りにいく。
帰ったら、羽田オートで情報キャッチしたM氏が新車のSV1000(はだかんぼ)で登場。
あっちも結構いいなあ(^^ゞ。水冷だけど。
まずは、ファーストインプレッション
@軽快なハンドリング
Fタイヤが大きいものの、前後とも細いタイヤなのでハンドリングは軽快。どちらかというと、オフ車っぽいハンドリング?
いつも構えていなくても、前輪に自然に舵角がついて行くのっていいわぁ…って、それが普通じゃん。
(怪物君が普通じゃなかっただけね)
ただし、舵角のつき方は(大径タイヤのため)ゆっくりなので、低速では軽快な反面、スピードが三桁に近づくとやや立ちが強いかも。
ステップを踏みこんで、スパッと寝かし込めるタイプではないなあ。ステップの位置も前過ぎるし。
車体の感覚は細いタイヤと相まって軽快(というよりひらひら?)な割には、SRのようなしなり感はなくてよろしい。
(SRみたいなスイングアームピポッドがゴムブッシュ支持のやつと比べちゃ失礼か?)
付いて来たタイヤは、D社のTT100GPで希望通り。(OEタイヤはB社のアコレードの場合もあり)
足回りも、馴染んでないだけかもしれんけど意外に(前評判より)しっかりした感じ。
軽快で安心感のあるハンドリングのお蔭で、低中速コーナーは怪物君より速いかも。
もちろん私のライテクと「例の」怪物君の組み合わせよりってことで(^^)…。
回り込んだコーナーで長くGをかけていくと、意外に早くステップが接地するのはご愛嬌?
外観はレトロチックなファッション系かと思ったら、意外にしっかりしたスポーツマンだったりして。
そのうえ付き合ってみたら、凄く素直でいい奴!っていう感じかな?
Aトルクフルで扱い易いエンジン
まず走り出して感じたのは1500rpmも回していればぐいぐい加速する低速トルク。
まずまずの鼓動感もあるかな?慣らし運転のため、回転を抑えて走っても全く不足なし。
スロットル操作に対する唐突なツキもないので大変扱い易い。
その辺の交差点で右左折するのも、前述の低速トルク・自然なハンドリングと併せて楽ちいん。
排気音が静か過ぎる…って言うのが一般的にいわれるところですが、どちらかというと「味わいがない」っていう感じかなあ?
ノーマルSRも耕運機みたいだったけど…もう少し低音のパルス感があればな…。
静かなのは自分的には大変結構です。
B意外にも悪い足つき性など
というか、シートの形状と、張り出したエアクリーナーボックス、前寄りに付いているステップのお蔭で足が付きにくい。
どこにでも座れるっていえば聞こえはいいが、「どこに座りゃあいいだ」って?
初期型よりは改善されているようだけど柔らかいクッション性と併せて座り心地・ホールド性も悪いぞ。
現状、最大の不満点。見た目は80点だけど…
(初期型のタックロールのないタイプのシートは見た目ももっと平坦で、更に良くないそうです。)
それに、デザインの特徴でもあるベベルタワーが右足のふくらはぎ近くになるため、足が非常に熱いのは勘弁して欲しいなぁ。
怪物君も内腿近傍にエキパイがあって、アチチだった…。
C車体の長さの割にコンパクトなポジション
ハンドル位置も、怪物君より近くて低め。ハンドルバーに余分な力がかからずGood!
一応、タンクの大袈裟なニーグリップラバーも少しは役に立つし。
D思ったよりも上等な各部の仕上げなど
デザインはいかにも「参考にしました(^^;)」という感じのSRと比較すると、メッキは厚いし造りは良い。
エンジンの鋳肌も大変きれいだし、ケースのバフがけやクリア塗装もSRよりずっときれい。
SRもSRXも、買った時からクリア塗装に「えみがいっとる」(ここ三河弁、標準語では「ヒビがはいっている」)状態だった。
ちなみにメーターに時計が組み込まれているのは結構だけど、キーをひねらないと走行距離が判らないのはどうも…。
それと、このメーターのデザインは何?チープでイマイチなデザインは20年以上前の、「何もデザインされてない」メーターをコピーしてるの?
位置や角度も見にくい感じ。アップハンだと、さらに見難いのかな?
まあ、機能的には問題ないので無い物ねだりか…ここはSRのほうが良かったなあ。
それと、これは買ってみて初めて知った、プライマリーキックではないこと。
Wの美点(?)の一つに、セル・キック兼用のスターターというのがあります。
が、実はセカンダリーキック(つまり、ニュートラルにしてクラッチを繋いでないとキックできない)ということでした。
クランクシャフトじゃなくてミッションを回すため。
昔のバイクには結構あったと思うけどね…。
じゃあ、信号待ちでエンストしたら「スタンドを掛けて、ニュートラルにしてクラッチを離して…」
ではなくて、クラッチを握ってセルボタンを押すだけでした。ついSRの癖で。
キックするときは、デコンプ握って上死点を出して…という訳には行かないのでなんだか不安。
キック自体はただ蹴るだけでかかりますけど、デコンプがないのでちょっと重いかな。
にしても、とにかく怪物君には90%は「怒りながら」乗っていたのに対して、Wには「笑いながら」乗れるっていう不思議な現象。
ライディング中、終始にやけている自分にびっくり。
直ちゃんの忘れ物を浜松まで持ちに行っても(ここも三河弁。標準語なら「取りに」)ちっとも疲れんかった。
自動車の流れに乗って走ってもストレス溜まらず余裕のドライバビリティ。
トルクフルなエンジン、自然なポジション、軽快なハンドリングが醸し出す味わいを楽しむライディングが可能…
「開発者の意図はこういうところにあったのか」とひらめいたものの、言葉にする前に忘れてしまいました。※
※「言ぜんと欲するも既にその言を忘る」陶淵明…ってね。
その後、概ね3500〜4000rpm程度をリミットにして、(車と人間の)慣らしをしていった中で気付いた点は
@やっぱり足回りはやわ?
だんだん慣れてくると、ついついいつもの三ケ日行きコースで(ちょっとだけ)「攻めて」みたくなってきます。
(これは習性かしら)
そんなに凄い走りが出来る訳ではありませんが、速度を上げていくと、やはり気になる点も。
コーナリング中に荒れた路面やうねりがあると、あおられてRサスは全屈??
簡単に接地するステップと併せてちょっと思いきって走れないかな?
バネ下は軽いはずなのに、今一つばたつき気味。
シートと併せて、やや不満点。
とは言うものの、気持ちいいのでいつものコースからどんどん足を伸ばして鳳来まで行っちゃう。
A燃費は28Km/L程度と、非常に良好
これならSRより(^^)良いくらいかも。怪物君は20Km/Lいかん位だったし。
タンク容量も15Lなので、かなり足が長いのは非常に嬉しい点です。
GSを気にして走るのって嫌い。(特に自分が真っ先に手を上げるのは…)
ツーリング中にお財布が軽くなっていくのも…ね。
環境とお財布にやさしいバイクですねえ。
Bエンジンは、3000rpmを越えるとなんだかマルチエンジンみたい?
これは私としては誉め言葉ではありません。
スムーズ過ぎて鼓動感がないので、走っていてあまり楽しくはないかも。
ちなみに5速・3000rpmでメーター読み90km/h。←かなりビミョーな常用(?)速度。
ただし、マルチエンジンのような敏感過ぎる(私にとってはね(^^;…)レスポンスはないので、扱い易いか。
フラットトルクなので、4速でも5速でもあまり差がない感じ。巡航用にもう1速欲しいな。
その気になれば速いけど、ゆっくり走った方が味わいあるかな。
SRの時も、立派なフェンダーがついている割には泥汚れが気になりました。
(特にFタイヤが巻き上げるしぶきがエンジンやエキパイにかかるのが嫌)
Wの場合はダブルクレードルフレームのため、フレーム間をすり抜けてエンジンのシリンダー間に飛び込むのもちょっと…。
で、得意の工作でいんちきドロヨケ製作。(実はMOVEやウィングロードで、既に実績あり)
お手軽にゴムシートを切って貼っただけだけど(^^)。耐久性は二年くらいかな?
こういうバイクなので、見た目的にはそれほどアンマッチではないですよね。
効果のほどは、またのお楽しみ。
で、早速雨上がりの日帰りツーリング。「かなり効果あり」と見ました。
オイルフィルターより上には、ほとんど飛沫がかからないようです。
ただし、エキパイにはどう見ても効果なし…って当たり前ですね。
SRの時はドラムブレーキということもあって、レバーは重めでストロークも必要だった。
その時の指のかけ方は中指〜小指の三本がけ。(三輪バギーの時の癖もある)
怪物君の場合はさすがのブレンボ、ストロークも少なくて人差し指と中指の二本がけ。
この方がアクセルを合わせ易い。
Wの場合、ストロークは結構あり、それなりに握力も必要にもかかわらずそれにはちょっとレバーが遠すぎ。
で、調整式のレバーに交換しようということで、コーエイにて「ZX12、ZX9R、etc用」の5段階調整レバー(南海部品製)を購入。
ポン付け可能…と思ったら、ストップ位置が結構違ったりして。プッシュロッドを押す部分の形状も違いました。
結局、金属パテ(モンキーRのタンクに使った残り)とヤスリに登場願っていんちき修正。
つけた感触はGood!なんで最初から調整式でないの??って感じ。
SRだって調整式だったぞ!(ドラムブレーキだから当たり前)
5段階調整の「3」の位置でちょうど良くなるように、ストッパ位置(パテ盛りの量)を調整して削り出してあります。
(ブレーキスイッチの押しの位置も同じく調整して削る)
実は買ってきたレバーのほうが10mmくらい長くて、指掛かりの部分の形状もちょっと違うのでした(^^!ゞ…
ゼファー用だとポン付けらしいけど、やはりレバーは長いとか。
外した純正レバーはもしもの時の為にツーリングのお供にしましょう。
10月4日に伊良湖方面に行って、ほぼ1000Kmになるよう出発。
ちょっと多めに走って、まだ足りないので湖西方面まで足を伸ばして帰ると1017Kmに。
早速オイルとオイルエレメント交換。
昨日買っておいたオイルフィルターを元から付いているフィルターと比べると、やっぱり長さが違う…
なんか、当てにならんなあ…。まあ、ピッチが合えば問題無いということで。
(カバーは付かんけど…ネジ穴保護のため、耐熱テープを貼っとく)
ドレンボルトを外すと、まだ勿体無いくらいきれいなオイルが「しゃびしゃび」と出てくる。
春に生産されたにしても、かなりしゃびしゃびオイルですなあ。0W−30か?
買ってあった新品オイルと、怪物君の残り(カストロール SUPERBIKE 4Tの10W−50と5W−40)をブレンド。
抜いたオイルには、気のせいくらいの金属の輝きがこぞんどる(ここも三河弁。標準語なら「沈殿してる」)。
翌週10月11日に、足慣らしを兼ねて山方面に走る。
6000rpmまで回すと、ますますマルチエンジンのような感じ?
このへんはマルチエンジン的な、やや敏感な回転感(等間隔爆発のためか?)で、高回転はちょっと好きじゃないかも。
(怪物君は、コーナリング中の5〜6000rpmは、割と維持し易かった。ギア比大差なし…と思う。)
レスポンスの良さを狙ったのかもしれんけど、あまりツインっぽくないような感じ。
線の細い爆発感覚といい、排気音といい、なんで等爆にしたのかよ−判らん。
結構細かな振動も大きくて、ミラーも良く見えんし。
気持ちとしては1割方ハイギアードでも良いかもね。そういえば怪物君は1割方ローギアードに…。
(ちょっとだけ)攻めて走ると、前輪の動きが緩慢なのできっかけが掴みにくい気も…
これは乗り方を変えれば気にならないレベルかな?ちゃんと前輪に舵角がついてからスロットルを開ければOK。
と、色々不満のようなことも浮かんでは来るものの、やっぱり9割方は楽しいので納得。
ちなみに、すぐステップが接地するのもだんだん慣れて(^^)来ちゃいました。
ただし、調子に乗って寝かすと左はセンタースタンドをガリガリ。
ステップを踏み込みながら寝かすと、接地したとたんに後ろに折り畳まれて足場がなくなってしまうのは困りもんかな。
どうしても寝かし込みがまったりになって、奥に行くほどバンクが深くなるへっぴり腰コーナリングになりがちね。
結構回しぎみに走ると燃費は25〜26Km/Lくらいかしら?
○○もどきエンブレム取り外し
W1というよりも虎慰安婦のイメージを真似たようなタンクエンブレムはちょっと不満。
(まあ、車自体がマネッコといえばそれまでですが)
マグネットタイプのタンクバッグが付けられないというのはかなり不満。
(試してないけど…噂によると)
シートの件はだんだん慣れてきたらそれほど気にならなくなってきたのと対照的。
ところで、表浜街道を走っていると、結構W650とすれ違う気がする…いわゆる新車効果?
(新車を買うと、やけに同じ車が走っている気がするっていうアレ)
ある日、前から来たW650にピースサイン (最近はみんな返してくれんけど)。
すれ違いながら見るとWじゃなくて「本物」(^^;でした。
まさか、もどきには返答しないって事は無いとは思いますが…
でも、ツーリングなどで隣に本物が止まったりすると結構恥ずかしい気も…
巷では、あのでっかいエンブレムを外しているっていう話しを良く聞きます。
で、10月19日にやってみました。
シール剥がし剤とへらを買ってきて、へらで浮かしながら隙間に剥がし剤を吹き込む。
かなりしっかり付いていて、片側30分+両面テープの処理でさらに30分の合計二時間くらいかかっちゃう。
とりあえず、まずまず綺麗に剥がせたかな?
でも、タンクの塗りわけラインが何だか幾分後ろ上がりなのを発見してちょっと不安がよぎる。
得意のコーエイ用品コーナーで「KAWASAKI」(全部大文字)の純正エンブレムを購入。
なんと、タンクのRに合わせて曲げる事が可能な優れモノ。
価格は1個¥1750と、結構高価なのが玉にキズ。
10月25日に元リーダーさんのCB750FBブレーキフルード交換の後で貼り付け作業に。
何箇所か試しにセロテープで貼ってみて位置を決定しました。
その気で見るとちょっと後ろ上がりが気になるカモ。
センタースタンドの悪戯かな…だといいけど。
追記:その後のエンブレムの状態。
曲げを入れたせいもあって、ロゴの中の白い部分が剥れてぽろっと落ちるため、ちょっと情けないかも。
自分で塗りましょうか…
----ここから2004年----
初の一泊ツーリング〜川湯温泉
2002年にJTC中心メンバーが退職した後、低調だった活動を憂えて(?)ツーリングを企画しました。
(2003年中は怪物君と某バイク屋さんとのつきあい、仕事のストレスでほとんどバイクのお付き合いが停止状態。)
GWにプレツーリングということで、日帰り温泉ツアーを企画した際には出席率は好調。
「月末にはお泊り企画やりますよ〜」ということで、いざ蓋を開けてみれば(バイクの不調等も重なって)何故か3名のみの企画に…
大勢過ぎるのよりは気が楽か?という気持ちで行きましょう。
参加はサトルの500、愛さんかZRX1200、W650
まずは各地から伊良湖に集合、フェリーで鳥羽に移動。往復で買うとチョット割引ありね。
鳥羽から磯部町、紀勢町を抜ける。その先の国道は久し振りに走るが、空いてるうえに以前より道も良くなって最高。
↑途中にある片側交互通行の国道(これは帰り方向)
楽しく走って、あっという間に長島町まで。
南島町で入った飯屋の大将はZ大好きバイクオーナー。
友達からもらったというCB750Kのペーパークラフトが展示してあって、一同感心。
尾鷲からの矢ノ川(やのこ)峠もちょっぴり楽しんで越える。
七里御浜を左手に眺めつつ鵜殿村〜新宮市へ。新宮から川湯温泉までの国道もちょっぴり楽しむ。
久し振りに先頭切って走ったけど、しゃかりきになって走らなければずいぶん楽しめるということも新たな発見。
もちろんのんびり走るという意味ではなくて、そこそこのペースを維持できてという前提です。
後ろから見られてるのもあって、ムキになって恥かしい走りは出来ませんです。
(逆に、無理に攻めて走ると、やや緩慢な動きやバンク角のなさが苦になって欲求不満かも)
川湯温泉での宿泊は私にとってはいつもの定宿、民宿「すみや」さん、豪華なお食事に満足。適度な疲れで快眠。
翌日はチョット雨が心配なお天気。
熊野本宮大社への御参りもそこそこに帰路につく…つもりが紀和の千枚田も寄ってしまいます。
(昨夜のニュース「千枚田も田植えの季節」との報道につい惹かれて。)
ここらでそろそろ雨も気になりだして、トンネルを抜けたところでカッパを着用。
ぬれた路面での安心感も結構あり。熊野まで下ると雨はすっかり上がりました。
長島で昼食後は再び快適に飛ばして鳥羽を目指す。
タイトコーナーの連続も、ステップの接地さえ慣れれば結構快調に走れます。
鳥羽まで一気に走って、3時のフェリーにぎりぎり間に合って一安心。
好天にもかかわらず、フェリーから見る神島、伊良湖岬の山の上は何故か雲をかぶっている様子。
写真を撮ってると、Nikonを持った初老の紳士に声を掛けられる。
九州からVWビートルでやってきた鶴丸さん。「ルフトキュールング」という空冷ポルシェの専門ショップのオーナーとか。
奥さんは私の隣町の出身!?
フェリーを降りるとチョット心配な雲行きながら、なんとか雨に降られることなく帰宅。
距離も往復500Kmと楽ちんで、走り的には大満足。
楽しく走った後のタイヤ(TT100GP)の状態…いい感じ?
----ここから2005年----
いつものように元リーダーから再びツーリングのお知らせ。
5/28〜29、目的地はいつもの(^^)野沢温泉、「リゾートインあべ」さん。
今回は(また買った)BMW1100GS、(まだまだ乗ります)CB750FB、サトルの500、(型式よく判んなくて御免なさい)H/D、だぶる650の参加。
サトル君、レギュレータの調子が悪くてウィンカーがだんだんしょぼくなって出なくなっちゃう。
飯田から高速に乗ると、伊北ICの手前で走行車線にでっかい落下物!フレキシブルコンテナ(要は布袋ね)に入ったプラごみの塊。
手前から見えていたので、余裕で減速して空いてる車線へ。ちゃんと避けてたつもりが散らかった一塊踏んじゃう(^^;。
すぐ後に、伊北のIC入り口に止まって幌を掛け直しているトラックを発見。この馬鹿も〜ん!!
辰野PAで集合したら、先行組は落下を目撃したとか。トラック、幌の掛け方がいい加減な上にスピードの出しすぎ!!って。
その上後続のH/Dのエキパイにはビニールが張り付いて溶けてるし…
気を取り直して岡谷IC〜和田峠方面へ。インターから和田峠へは岡谷市街地をバイパスする道路が出来ていて超快適〜。
上田に入る前に道の駅で昼食。上田を過ぎて菅平口にかかると前からアバルトやアルファなどのクラシックスポーツカーがやってくる。
おぉ〜、珍しい。と思って進むと、次から次へとやってくるクラシックスポーツカーたち。
果てはベンツのSLやらポルシェやらも含めて100台くらいはすれ違ったかしら?
そういう人たちのミーティングがあったみたい。羨ましい…。
走行して、平地に降りて中野市の手前でコンビニに寄って休憩。
さあ出発と思って道路に出て待つと、何故か後続が出てこない。
戻ってみると、サトル君まだキック中、その上両側から支えられて?。
なんと、バッテリーがしょぼくなってセルが回らない上に、キックしてたらスタンド(のホルダー)が折れちゃって、自立不能に!
みんなで励ましあい、支え合って(^^;なんとか始動に成功。
あとは止まらずに野沢温泉まで。あべさんとこのガレージに某ヨーロッパ製高級車と並べて保管させていただく。
ひと心地ついてから町内の金物屋さんなどへ折れたねじの調達に出かける。
意外にもインチサイズの在庫(雪国は外国製品が多いから?)があったりするものの、ちょうど良いものは置いてない。
自動車修理工場に行くと、見本のねじを見てすぐさまちょうど良いものを出してくれた。
その上親切にもお代はタダでいいとのこと。(どうもありがとうございました。)
でも、こういう時に限って私のスペシャル工具セットは持ってきてないのね。
W650の結構豊富な車載工具で修理。
でも、心配なのでステップをプラコンテナにもたれ掛けさせて駐車。
こういったトラブルも、バイクならではの楽しみ?(人の不幸をお笑いのネタに?)
翌日は飯山〜長野市〜豊科へ。ほとんど車列の後ろについてまったり走る。
豊科IC〜梓川SAで昼食〜飯田IC〜いつもの治部坂経由でお帰り。
寒原峠までのコースはちょっとだけ元気良く走る。
これといったギャグも無く流れ解散。両日とも天気は良好でまずまずでした。
元リーダーから再び秋のツーリングのお知らせ。(ちっとも「元」じゃないじゃん?)
お付き合いの浜松のクラブからの情報で「草津温泉」行こうよっていうことで、大喜び。
ところが、言い出しっぺのリーダーが仕事の都合でキャンセル(もともと可能性高いとは言われてたけど)となり、私が幹事ということに。
お泊りは浜松のクラブの紹介で飯島館ということに。
参加は(キャブの調子はどうかな?)CB750F、(ミッション大丈夫か)Buell XB9R、(Ninjyaは車検中で)H/D XL883、(車検受けたて)W650。
草津温泉までの道は、いつもの飯田〜岡谷〜和田峠〜上田〜菅平口経由で群馬方面へ。(ほとんど野沢行きのコースと同じ)
天気予報は雨も予想される状況ながら、和田峠まではまずまず。
和田峠越えたとたんにしょぼい霧雨。カッパを着るか相談のうえ、そのまま下ることに。山を下ると雨は上がったものの、まだまだ油断禁物。
上田を過ぎて菅平口に向かうと前方は雨雲。(以前にも、菅平に上り始めたら雨だったのも思い出すし)
対向車がワイパーを動かしているのを確認し、路肩に止まってコスプレタイムに突入。
全員がアメフリジャーに変身後に案の定、菅平口から弱いながらも雨となる。峠越えしてからは路面は濡れたり生乾きだったりが続く。
国道を草津方面に曲がったところで(路面もほぼドライなのを良いことに)遅い前走車を抜いて楽しい走りに切り替え!
と思ったら、C車とHD車がついてこない?キャブ不調などの不安が過ぎり、路肩に停車して後続を待つことに。
何の事は無い、安全を見込んで車を抜かなかっただけでした。そのまま合流して、また前走車について草津に向けて走ることに。
ああ、ちょっと勿体無かったかなあ。帰りに期待?
草津の温泉街に入ると、いきなり予定より手前で曲がってしまい道に迷ってしまいました。
はっきり言って地図を見ても道路があっちに曲がったりこっちに曲がったり、山谷があって一方通行だらけで全然わかんな〜い。
一旦止まって床屋さんで道を訊ねる。結局、飯島館までは結構近いみたい。
Uターンして言われた通りに行くと、思った以上に近くて曲がり損ねて湯畑に出ちゃう。
一方通行で戻れません。B号はどこかへ行っちゃって行方不明だし。
行ける方向にしか行けないので、またまたぐるっと大回りしてバスターミナル前(何回目?)を通ると突然徒歩で現れたB号の誘導で何とか現着。
バスターミナルのまん前じゃん!しょぼしょぼ降る雨の中、やっと駐車できました。
駐車場のまん前が一方通行のトンネルで、どこかのバスが天井つかえて立ち往生。思った以上に狭いのね。
旅館の傘を借りて湯畑〜賽の河原へ。途中のまんじゅう攻撃に引き込まれてお口ムグムグ。
ちょっとぬる目の賽の河原露天風呂に浸かって戻る。
晩ご飯後に若者たちと外湯めぐり。喫茶店でおじさんのバイク体験を披露。しかし財布持ってなくて借金とは情けなや…
宿に戻ると何故か腕時計がナイ?最後の外湯では腕から外した覚えがあるなあ。宿からすぐ近くのためもう一度行ってみるが見つからず。
もう一度よくよく探すとちゃんとポケットにあった(^^ゞ。
情けない、いつものやつね。最近とみにそういうパターンが多い気がするのは、脳細胞がかなり減ってる証拠かしら?
翌日も、雨の心配をしつつ帰路に。
やはり菅平が近づくと天気は雨模様に。上田に抜ければ天候回復して、快適に走れました。
電話で連絡を取り合って、駒ヶ根で日帰りツーリング中の元リーダー+カタナ氏と合流して帰りました。
いつもの帰路ではまたまたNo.2の勝手な判断で、先行車を抜いて楽しくいっちゃいました。スタンドもガリガリ…(^^;
天気はイマイチでしたが、けっこう楽しめました。
----ここから2006年----
2006年冬眠明け…と思ったらエンジンがって、2006年最初からつまづき?
冬の間はほとんど乗らなくなった軟弱ライダーも、時々エンジンだけはかけていました。
しかし、GWもTT-R号での短距離写真撮影攻撃ばかりでWには乗ってませんでした。
6月になって、さてたまにはWでお出掛け…と思ったら、エンジンがかかりません。
というか、Nランプどころか時計さえ表示しないのは電気系の不具合??
とりあえずその日はTT-Rで(午前中のみ)お出掛け。午後からチェック。
え〜何のことは無いバッテリー上がりでした。
早速充電器をつないでみると、全く充電しませんでした。
サルフェーションを起こして完全に石になってしまったようです。バッテリーは高そう…
店頭でバッテリーを物色すると、15K位はするようです。やっぱり高い…
とりあえず「夏眠」状態で対応を検討、なんて言っている間に秋風も吹きはじめてしまいました。
そのまま冬眠に入ってしまうのは、維持管理上も問題がありますよね。
インターネットで価格調査したところ、最安値はACデル子製で4300円(送料・手数料込みで5315円)っていうのが見つかりました。
ただし、1年保証とか○万Km保証っていうのは無しで、初期不良のみ保証とのこと。
11月5日に注文、あっと驚き翌日には着荷しました。
やってきましたACデル子さん。シール型バッテリーDTX12−BS(こんな型式だけど実は10Ah)です。
(これは5型以降に仕様変更しているようで、それ以前は12Ah指定のようです。)
交換前に「本当にバッテリーさえ交換すればOKだよね?」という確認のため、車に繋いでエンジン始動してみましょう。
Wのバッテリーはシートを外すとちょうどお股の下あたりにありますが、なかなかケーブルのクリップではさみにくいんです。
何とかくわえさせて、車のバッテリーに繋いだところ「パチッ」と火花が…バッテリーは石のはずですが??
ひえ〜〜〜〜〜!端子が+/−逆じゃん!!
全くウンともスンともいわなくなっちゃいました。私って何てあほなんでしょう…(ToT)かなり凹む。
ヒューズをチェックするも、、切れてない?よくよく見たら、メインヒューズが切れてました。
予備のヒューズに交換したところ、問題なく復帰してやれやれでした。
で、おもむろに交換に入ります。(ここまでで2時間ほどロス(^^;)
まずはバッテリーの準備に入ります。
電解液は同梱で、自分で注入します。
バッテリーのシールテープをはがした時、ちゃんと気密が保たれていた証拠に「プシュ」音がするのを確認。
電解液のボトルを垂直にバッテリーの注入口に挿入します。
その際に、ボトル側のシールは剥がしてはいけません。
(バッテリー側にちゃんと「竹槍」のようなものがあって、シールを破るようになっている)
ゆっくりと電解液が注入されていくため、しばらく待ちます。
…暫く待ってもある程度以上進まないんですけど?「その場合は優しくボトルをコンコンしてあげてね」って書いてありますが、甘やかしてもダメです。(ガスが発生するためにバッテリー内の圧力が上がってくるのが原因で、電解液が落ちないようです)
急激に注入すると危険なので、少しづつボトルの腹を押さえてやる必要があるみたい。
20分ほどかけて注入完了。
本当は平行してバッテリーを外す予定でしたが、引き続いて作業します。
シート下のヒューズボックスをゴムマウントから外してやり、バッテリー端子からコードを外します。
サイドカバーを外し、エアクリーナーボックス後ろの配線ボックスのネジ3点を外します。
邪魔な配線を2箇所ほど外してやり、ボックスをめくってバッテリーを引き出す通路を空けてやります。
バッテリーを引き出して取り外します。
元々付いているバッテリー、実はウレタン製のシークレットブーツを履いていることが判明(^^)
シークレットブーツをデル子ちゃんに履かせてやり、逆の手順で組み付けます。
その際、配線ボックスの後ろにキャブからのエアベントチューブが収まるようになっている(A部)ので、注意して組みます。
(クリーナーボックスに注意書きが張ってあります)
ちなみに、写真のB部にメインヒューズ(30A)が入っています。なかなか見つけられなかったっす(^^;
(よく見ると、赤いカバー左側面に「MAIN
FUSE」と書いてあったけど、左のゴムカバーで隠れて見えんかった)
とりあえず作業を終えて、動作確認してOKでした。
満タン(?)になるまで追加充電しておきます。次に乗るのはいつ?って言われそうな今日この頃。
----ここから2007年(もう1年たったの?)----
春になったところで、4月15日にTT-RとW650のエンジンオイルも交換です。
GWには乗れるように準備しておかねば…
写真撮影のためチョイ乗りしたのも1年以上前の話で恐縮です。
GW前まではTT-Rに乗っていたので、オイル交換を機にWに乗って撮影に出発!
アクセルレスポン酢が非常にゆったりしていて(良い意味で)ユルさが随分心地良いです。Wってこんなに楽チンだったけ?でも、砂利の駐車場に入ったらいきなり重さにびっくり?
バンク角の無さにもちょっとびっくりです。(もう忘れてる?)
子供の日には(久し振りにお誘いがあって)久々に300kmほどの日帰りツーリングに出かけました。
やっぱり適度にユルくて楽ちんでした〜。