CUSCO ロアアームバー(前後) 

下回りには、実はそれなりに補強が入っています。
フロントにはちゃんとロアアームバーとほぼ同形状の補強材が入っていますが、如何せんプレス板金と丸パイプを溶接してあるだけの代物で、あまり剛性は高くない造りです。
この状態で衝突安全性を試験しているため、むやみやたらに剛性を高めるのは如何なものか?という気もしますが、自己責任で…

フロント用のノーマルと強化品との比較
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左右の3点の取り付けポイントだけでもかなりの違いが…
取り付けると、アンダーカバーで隠されてほとんど見えません(^^)

こちらはリア用です
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標準では燃料タンクを跨いで前後に繋ぐ補強部材があります。(単なるプレス板金ですが)
こちらはアルミ製なので、重量増は最小限としても、剛性面では?という気もしました。
実際には元からある部材(左右の縦の部分に相当)に重ねて取り付けします。

リアの取り付け状態です。
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実際に取り付けると「剛性感」はかなり高く感じます。
実際に剛性が高いかどうかは良くわかりませんが、ハンドリングは好印象です。
(「剛性アップ」が目的ではなく、「ハンドリングを気持ちよくする」のが目的なので、それで良いのだ)
前側の取り付けポイントは地上高にやや影響あります。

取り付け作業自体は、ウマで上げれば(ちゃんとした工具さえあれば)とっても簡単な作業です。
場所柄、ちゃんとトルクがかけられる道具と体勢が必要なのは言うまでもありません。

取り付けた印象は「剛性感アップ」が体感でき、ターンインの切れ味は変わらないものの、前輪に荷重がかかった状態でだらだらとアンダーになっていたのが「シャキッ」としました。
そのうえ、後輪の動きも(交換前より)かなり判りやすくなったと感じます。
更に(期待していなかったのに)乗り心地も良くなりました。
固いシャシーの下で足回りだけが動いている感じで、段差などによる衝撃に対しての動的な減衰力がアップした効果でしょうか?
全体として、かなり好印象です。

マフラー交換時にリア用に「ロアアームバー VerU」を追加しました。

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写真はマフラー取り付け前の状態です。
マフラーを避けるために、左右非対称な形をしています。

サブフレームから突き出しているロアアーム取り付け部を左右連結します。
これも、元々ある補強部材の上から重ねて取り付けます。

これだけでの体感するほどのフィーリングの違いはありません。
ただ、いつも滑っていた場所で滑らなくなりました。